NIPTは無認可なら格安?

NIPTは無認可なら格安?

NIPTは無認可なら格安? NIPTは無認可の施設であれば格安で利用できるのかについては、難しいといえます。認可された施設と比較すると、認可された方は施設にもよりますがおおむね16万円くらいから21万円前後の値段で利用可能です。
一方、認可されていない施設で受けると税込19万4千円で利用できます。無認可の施設のほうが、かえって高くつく可能性がありますので注意が必要です。
認可されている方は、結果が陰性の場合に追加費用が支払う必要はありません。また、結果が陽性の場合でも多くの施設は追加費用が払う必要はないです。
これは、羊水検査費用はほとんどすべての施設で追加費用なしの設定で運営していることが多いのが理由です。
認可されていないNIPTの施設では結果が陰性であれば同じく追加費用の支払いはありませんが、陽性の場合は追加費用の支払いが発生します。
これは羊水検査費用が別料金となっているためで、一般的に7万円から15万円程度の予算を必要とするため気を付けましょう。

無認可でもNIPTを実施していることを広告で掲載できる理由

無認可でもNIPTを実施していることを広告で掲載できる理由 NIPTという新型出生前診断は、厚生労働省が認可しているところと無認可の医療施設の2つがあります。
認可を受けている場合は検査費用に健康保険と特定検診が適応されるので、40歳以下の方であれば3割負担の費用となります。40歳以上であれば特定検診のひとつとなるので、全額免除です。
無認可の場合は健康保険と特定検診の適応外なので検査費用は全額自己負担となりますが、NIPT検査の方法は認可されているところと同一です。
つまり2つの医療機関の違いは患者が支払う医療費の違いのみであり、提供している検査に大差はないということになります。
そのため厚生労働省の認可を得ていない医療機関であっても、広告にNIPTを実施していることを大々的に掲載することが可能です。
なお、広告に記す場合は、必ずNIPTの手技も正式に記載することが義務付けられているのが特徴です。国内では現在3種類の手技があり、これらを正式な表記で記載しなくてはいけません。